ヘルペスを早く治したい!

ヘルペスや尋常性白斑病などの皮膚疾患と検診

病気というものは未然に防ぐことができればそれに越したことはなく、現に職場や学校などでの年に1回の定期健診など、さまざまな検診が行われています。検診といえばがんや肝炎、高血圧など、外からはわかりにくい病気を発見するのに主眼が置かれており、たしかに役に立つものですが、もしも皮膚症状のように、外からでも不審な点がわかるような自覚症状がある場合には、あわせて検診の際に医師に確認したほうがよいといえるでしょう。
皮膚の疾患というのはさまざまなものがあり、対応のしかたというのもそれぞれ異なっていますので、やはり専門家である医師の診断は重要となってきます。たとえば、わかりやすいものでは尋常性白斑病というものがあります。尋常性白斑病は俗に白なまずなどと呼ばれる病気で、皮膚の色が部分的に白く抜けてしまうというものです。これはメラニン色素とよばれる、皮膚の色をつくる細胞が後天的に消失したためのものであり、理由はよくわかっていませんが、自己免疫といって、みずからの色素細胞を身体があやまって攻撃してしまうことが原因ではないかといわれています。尋常性白斑病の治療は、ステロイド薬の投与や紫外線療法などが主になりますが、すぐに治るというものではなく、根気強さが必要となります。
いっぽう、皮膚病でも症状が一気に起こるヘルペスのようなものもあります。ヘルペスというのは、小さな水ぶくれが患部にできる病気で、くちびるのまわりの口唇ヘルペス、性器のまわりの性器ヘルペスが知られています。これはヘルペスウイルスというウイルスが原因であることがわかっていますので、抗ヘルペスウイルス薬を投与して治療します。実は完治してもウイルスは体内にとどまるため、再発しやすいのが難点の病気ですが、当座の症状そのものは薬によってすみやかに治癒します。